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Music catcher~だから私は生きていく

つれづれと。音と文字と遊びたくて…

「NEVERLAND」超個人的ライナーノーツ【その1】

お題「NEWS「NEVERLAND」レビュー」

(ろじこさん、お題お借りしました。ありがとうございます)

 


NEWS 8thアルバム「NEVERLAND」発売おめでとうございます!
めちゃめちゃ楽しみにお待ちしておりました…
そして、めちゃめちゃ楽しみにしていたキモチは…見事なまでに「満足感」に変わっていったのと同時に「なんだこれは…ふ…深いぞこれ」と、バランバランにばらして中身を確認したくなった私、なのでした。


個人的な感想と…
どうしてもこういう分析をしたくなってしまう性格なもので…
ちょっとだけ音楽をかじってみてる私の超個人的な分析をば。

 

(注)
音楽用語は極力解説を挟むようにしたいと思います。
中の人、どうしても曲を聴くと歌詞より先に「ドレミ」が聞こえてくる困った人種の為…ここ数日でやっと歌詞が耳に入るようになってきたという感じです。
なお、極力確認はしたのですが、中の人現在絶賛花粉と戦い中でして…花粉の薬の所為なのか、聞こえてくる音がすべて半音上がって聞こえてくるという困った症状を発症しております故…投稿後に間違いに気付いた場合には速やかに修正させていただくようにいたしますが、ミスはあたたかい目で見過ごしてやっていただけたらとても有り難き幸せ、です。

 


実は。

アルバムのコンセプトを聞いて…「NEVERLAND」をラジオのオンエアで聞いた時に、私の頭の中に一気に蘇ってきたものがあります。


TM NETWORK「CAROL」(1988年12月9日リリース)

CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜 - Wikipedia

 

当時はCDとカセットでの発売(年齢がバレるワードですが…事実ゆえ気にしないことにします)でした。
ジャンルでいうならばプログレッシブ・ロックというものになりますが

特記すべき点は

 

「ストーリーと共に楽曲が練り上げられたアルバム」

 

であるという点。

 

シングルカット曲も含まれてはいるのですが(これは今回のNEVERLANDと一緒)最初の曲が物語へのイントロダクションになっていて、曲と共にストーリーが展開されていくというコンセプトアルバムでした。

 

当時のライヴツアーはもちろん、2012~2015年にかけて行われたTM NETWORKの30thコンサートの中でも続編(というか完結編?いや…まだ終わっていないような…)が描かれました。

【全曲レポ】TM NETWORK 30周年ファイナル公演をミッション・コンプリート!(ふくりゅう) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

CDリリースの後、メンバーの木根尚登氏による単行本『CAROL』も出版されています(1989年4月)。

 

キャロル (TM NETWORK“CAROL”STORY BOOK)

キャロル (TM NETWORK“CAROL”STORY BOOK)

 

 

 

ラジオでNEVERLANDのオンエアを聞いて…確信しました。

 

…これは「CAROL」の再来、だと。

 

パクりだ、という話をしているのではありません。
音楽に限らず…歴史は繰り返されるものだと私は思っています。
繰り返される歴史は過去のコピーではなく、スパイラル状に変化していっている「唯一無二の産物」だと。


このアルバムがどんなストーリーを紡いでいってくれるものなのか…
今から期待でワクワクしています。

 

この後も私が今までに聞いてきた音楽との類似点を挙げる場面が出てきますが、それは前述のとおり「パクリ」を発見したという話ではありません。
執筆物に「参考文献」が必要なように…
このアルバムを作っていく、音楽を紡いでいくために、ひょっとしたらそのあたりのルーツをさらっと参考にしてたのかなぁ…とか、そんな風に思う程度のものです。
音楽理論的に「常套」とされている手法みたいなものもあると思いますし(常套はパクリではないというのはご理解いただけるかともいます)
その点をどうかご承知おきいただけたらと思います。

と、いう意味も含めて「超個人的ライナーノーツ」とタイトルを置きました。

 

前置きがだいぶ長くなってしまいました…
本題に移りたいと思います。

 


【The Entrance】

 

Key=A(イ長調)→F(ヘ長調)→A BPM=119→238(3拍子部分)→119


※今後もこの表記をしていきますので、ここで解説をば。

「Key」…調を記載しています。普段この英語表記に慣れているのでこんな感じで書いていますが、「Bm=ロ短調」です。カッコ書きで併記していきますね。

 

BPM」…「Beats Per Minute」の略語です。音楽の世界で「テンポ(速さ)」を表す単位です。楽譜でいうと、曲の始まりのあたりに「四分音符=120」とかって表記してあることがありますよね、あれのことです。四分音符のマークがPCやスマホでは表示されないことが多いので、あえてこの「BMP=」という書き方をしています。「四分音符=60」というのが時計の秒針が刻むあの「秒」の速さになっています。


では、元に戻って…

 

ステキな語り部さんに語っていただける…物語の幕開け。
一気に引き込まれてしまう…そんな「NEVERLAND」への入り口です。

 

「インポッシブル」…
どうして「インポッシブル」なんでしょうね…
英語が苦手な私には未だにこの謎が解けていません…

 

次の楽曲「NEVERLAND」の中に「不可能なんて ないと示せ」という歌詞があるにはあるのですが…この先どんな風に繙(ひもと)かれていくのか…この時点ではワクワクと楽しみでしかありません。

 

楽曲についてですが、オーケストラ編成の楽曲になっています。
オープニングの金管によるファンファーレが…物語の幕開けを告げていますね。
その後、小気味よいベースの動き(これは…4人の足音なのかも知れませんね♪ずんずん、ずんずん…と歩いて行く音なのかな…って思うようになりました)の上で踊るピッコロのフレーズ…森の中で小鳥が「こっちだよ!ほら、早く!NEVERLANDはこっちだよ!」って軽やかに歌っているようで、私は大好きです。

 

 

【NEVERLAND】

 

Key=Bm(ロ短調BPM=128

 

ラジオで先に聞いてましたが…ディスクからの音で気づくことも多く。
1番、大サビのラストで7つのエレメントを歌う部分では、よく聞くと手越くんが5度上(メインメロディが「シ」の音なんですが、手越くんはここを「ファ#」で歌っています。「シ」から数えて「ファ#」は5つ目なので、音楽用語ではこの音程の幅を「度」と呼びます)をハモってるのですね!ラジオ音源では気づけなかった…
いわゆる「パワーコード」(ロックギターの方々などがよく使う、3和音の真ん中の音を抜いた5度コード)をとってるので(曲の随所で)だからこその力強さみたいなものもあり。

 

ロ短調という「短調(マイナーキー)」での楽曲。
短調」というと「暗い、寂しい」というような感じで習ってきている方も少なくないと思うのですが(中の人も学校教育現場ではそのように習いました)ここでのマイナーキーの役割は「勇ましさ」じゃないのかな、と。
その辺の「調(Key)」に関するからくりも…このアルバム(に限らないけれども)にはたくさんあって面白いな、と思っています。

 

ずっと2拍3連で鳴るリズム「ターンターンタ、ターンターンタ」のリズムが世界を掻きまわすように続き…間奏部分では「チュムチュム」の再来か?と思わせるような音色とフレーズが現れます。
サビでも3連符系のリズムの取り方をしています。とても重厚で荘厳な感じの曲なのですが…4人がここを3連符系のリズムで歌うことで、深い深い森の中を軽やかに走り抜けて行く「四銃士」の姿が浮かぶような気すらしてしまいます。
NEVERLANDはNEWSが今まで見せてきてくれた…通ってきた数々の世界の総称なのかも知れません(考えすぎか)

 

歌詞もなるほど納得。だいぶ空耳で聞いてた箇所が歌詞カードを見てストン、と落ちました。世界観の全てはここにあったのか!と。


今回のコンサートを「夢国魂」と書いていらっしゃる方を複数見かけたのですが…なるほど、歌詞カードを見てそうだったのか、と。
「NEVERLAND」を「夢」と読ませているわけなのですね。


7つの驚異…それぞれ今までのコンサートの中に含まれている要素ではありますが…「WATER」とは…ウォータースクリーンとか出ちゃいますか!?

 


【アン・ドゥ・トロワ】

 

Key=F#(嬰ヘ長調BPM=130

 

ひょっとすると「G♭(変ト長調)」かも知れません。音的には一緒なのですが理論上…ごめんなさい、私には判別がちょっとできなくて。

 

いい意味でタイトルに騙されました。アン・ドゥ・トロワ、でしょ?フランス語の「1,2,3」でしょ?…とここまで一気に頭の中で思い描いてしまい、てっきり3拍子の曲がくるもんだと予想しておりました(思い込みはいけません)

なんならその思い込みはさらに頭の中で勝手に場面を思い浮かばせ。
4人がチュチュを着てバレエのバーレッスンをしている図まで浮かんだ私のバカバカっ!

 

…本題に戻りましょう…。

 

イントロを聞いた瞬間、私の頭に浮かんだのは、trfの「CRAZY GONNA CRAZY」でした。

www.youtube.com

全然違うんですけどね…
イントロのピアノ(エレクトリックピアノ、かな?)その後もサビなどにも入っていますが、そのピアノのバッキングがtrfの「CRAZY GONNA CRAZY」を思い起こさせたのだと思います(自分で再度音源を聞いてみて、あまりの違いっぷりに笑ってしまうほどでしたが…おそらくはそう言う理由で思い起こしたのではないかと思います)

 

爽やかなダンスチューン!4人の青空に抜けていくよう声が素晴らしいです!
air:manさんがどんな振りをつけてくださっているのかが楽しみで仕方ないです。

 

「show time」と「心体」が韻を踏んでるんですね♪楽しい仕掛けがたくさんです。
ってか…この曲、耳から入る情報としては「さわやか!」だったのですが…歌詞カード見るとなかなかどうして…おやまぁ。
ちゃんと次の楽曲「EMMA」に繋がる内容になっているのですね。

 

…4人ももう立派にオトナですからね…そんな夜も…あるでしょ、ね。(無理矢理投げた)

 


【EMMA】

 

Key=Cm(ハ短調BPM=132

 

でもなぁ…
「アン・ドゥ・トロワ」に出てくる女の子と…「EMMA」に出てくる女の子像は…私の中では全くの別人に思えてしまっているのだけれども…騙されてる!?
「アン・ドゥ・トロワ」の女の子はふわふわとした白いドレスを着て…「あはは…うふふ…」っていう感じのイメージなのだけど…「EMMA」に出てくる女の子は「女の子」というよりも「女性」というイメージで…どっちかというなら革の服に身を包んでいるような…そんな感じでいたのだけれども…

 

…オンナはわからん、ってことなんでしょうか(雑なまとめ方)

 

ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー著:2007年)

 

ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)

ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)

 

 

これがモチーフというか…ちょっと参考に…みたいな話が以前SORASHIGE BOOKで出ていましたが、あの段階でもこの「NEVERLAND」アルバムの構想は…あったでしょう…ね…きっと…

こうして並べて聞いてみると面白いものだなぁ…と思ったのでした。

 

そう。
極力シャッフル再生をしたくない、という中の人。
だって…曲を並べる為にどれほどの時間が使われているのか。
ほいほいっ!と並ぶものでないことはすぐに想像できるし、それこそコンサートの曲順なんかも、メンバー総出で話し合っている映像とか、コンサートDVDで見てきているもんだから、どうしてもシャッフルはしたくないんです。
気になる曲から聞く…というのも、できることならしたくないタイプ(でも、それぞれの楽しみ方がありますから…そこはご自身の楽しみ方で)

 

 

今回はここまで…で失礼いたします。

続きも今、書いているところなので…出来上がり次第。

全曲書いていこうと思っています。

 

 

…続く…